和乃革:日本製レザーの新たな可能性を追求するECサイト
和乃革は、日本最大級のタンナーである株式会社山陽が製造する、日本製のレザーを販売するECサイトです。
全ての製品は和乃革オリジナルのレザーで、ここでしか手に入らない高品質なレザーを提供しています。
レザークラフト初心者でも扱いやすいよう、厚みや硬さを調整し、試作を重ねて完成したレザーを取り扱っています。
和乃革の誕生:日本のタンナーの技術を世に広める
海外のレザー、特にイタリア製のレザーが有名ですが、日本国内にも素晴らしい技術を持ったタンナーが存在します。
栃木レザーなどは知名度がありますが、それ以外にも優秀なタンナーが多数存在します。
しかし、その存在はレザークラフトを趣味とする人々にはあまり知られていません。
そんな日本国内のタンナーのレザーの素晴らしさを世に広めるために、和乃革が誕生しました。
和乃革は、国内のタンナーが製造するレザーだけを販売するECサイトです。
契約タンナー:株式会社山陽
和乃革が最初に契約したタンナーは、100年以上の歴史を持つ日本国内最大級のタンナー、株式会社山陽です。
山陽は、タンニン鞣しという世界的にも珍しい製造方法を採用しています。
タンニン鞣しは製造に時間がかかるため、製造コストが高くなりますが、その分、高品質なレザーを製造することが可能です。
栃木レザーや湘南レザーなどもこの製造方法を採用していますが、タンニン鞣しを採用している国内のタンナーの中でも、最も歴史があり、最大級の規模を誇るのが株式会社山陽です。
和乃革を立ち上げる際には、国内のいくつかのタンナーの工場を実際に見学し、最も素晴らしいレザーを作ってくれると判断した山陽に製造を依頼しています。
和乃革の特徴:個性を活かす製造方法
和乃革は、レザー1枚1枚の個性を活かす製造方法を採用しています。
色の付け方に関しては、革の表面がくすむことのないよう、占領仕上げを採用しています。
顔料仕上げという色の付け方もありますが、顔料は皮の表面を塗りつぶすような色の付け方になります。
そのため、皮1枚1枚の個性というのは消えてしまいます。
それに対して、占領仕上げの場合は、革の内部まで色を染み込ませる製法です。
この方法の場合、革の表面のとらや血筋といった個性が隠れずに出てきます。
和乃革では、このような個性を隠さずに製品に活かしてほしいという思いから、占領仕上げを採用しています。
1枚1枚微妙に色ブレがあることもありますが、それも含めて個性として楽しんでいただけると嬉しいです。
商品ラインナップ
和乃革では、半裁サイズ、A4サイズ、ハギレの3つの大きさの皮を販売しています。
全てがタンニン鞣しのヌメ革になります。和乃革を初めて利用するお客様には、まずはハギレをおすすめしています。
一般的に販売されているハギレは、いろんな種類の革の切れ端が混ざって販売されていますが、和乃革のハギレは全てがタンニン鞣しのヌメ革になります。
そのため、まだ和乃革を利用したことがない人が和乃革の品質や色味を知りたい場合には最適な商品になります。ぜひハギレを購入して、和乃革の高品質を実感してください。