和乃革の半裁サイズの革の中には、
[訳あり]や[焼印]など書かれているものがあります。これらの革は通常の革より安く販売されている場合があります。
これがどういう革なのかこの記事で解説したいと思います。
訳ありの革について
まずは、訳ありの革についてです。
これはいろいろなわけがあり、通常品とは見た目が違う革になります。
例えば、
「傷」「虫食い」「穴」
などが多い革は訳ありとして販売されます。
また、和乃革の革は染料仕上げの革なので、
革ごとに色合いが異なります。
革によっては色合いがかなりずれる場合もあります。
そういった革も訳ありとして販売しています。
訳あり品も「革」としての質自体は変わりません。
ピット槽を使って丁寧にタンニン鞣しをした革です。
繊維もしっかり締まっています。
ただ、見た目が通常品とはちょっと異なるだけです。
大量生産のメーカーではこのような素材は使えないと思います。
しかし、個人が趣味で使う分には十分な品質の革だと個人的には思います。
価格設定はほぼ利益0の価格設定となってますので、
革によってはかなりお得な価格となっています。
焼印について
焼印と書かれた半裁革に関しては、
文字通り焼印が押された革になります。
焼印とは
焼印とは牛の個体選別のために付けられた跡になります。
これはあるものと無いものがあります。
どういう基準で付けられているかは不明です。。。(牧場によって違うと思うので。)
和乃革の革の中にもたまに焼印が入っている革があります。
どんなものかというと。
こんなのや、
こんなのです。
大きさの参考のために別たちを一緒に撮影しています。
ちなみに、和乃革の革に焼印が入ることはかなりレアです。
100枚に1~2枚くらいの割合です。(これまでは)
この焼印をどう使うかはあなた次第です。
革製品で有名なヘルツでも焼印を利用した鞄は一点物として販売されたりしています、