和乃革を利用したレザークラフト作品や最新情報を書いたブログです

ヘリ返しを使った長財布のレザークラフト制作過程|革職人を目指すT様

こんにちは。

革職人を目指している者です。

好きなものを好きなように作っているので途中で変更箇所が出てきますがスルーしていただけると幸いです。

今回は長財布の製作過程をご紹介させていただきます。

宜しくお願いいたします。

 

裁断

型紙どおりに裁断します。

貼り合わせてから切り落とす部分は型紙を大きく作成しています。

 

カード入れ

上部をへり返します。

へり返したカード入れ上部を縫います。

土台に1段ずつ貼って、底部分を縫ってを繰り返します。

1つは4枚を合わせて中央も縫います。

もう1つは3枚を合わせます。

上下のコバを磨いておきます。

最後の1段は財布外装が兼任しますので、張り合わせてから中央を縫うので、これでカード入れの工程は終わりです。

 

コインケース

ファスナー位置を切り抜きます。

ファスナー位置のコバを磨き、目を打っておきます。

ファスナーの長さを調整し、貼り合わせます。

こんな感じのガイドを厚紙で作っておくと均等にファスナーを貼ることができます。

ファスナーを縫い合わせたあと、半分に折って貼り合わせ、底部分を縫いコバを磨きます。

 

マチ

2枚貼り合わせる予定でしたが思ったよりも厚みがでそうだったので1枚で仕立てました。

カード入れと同じようにへりを返し上部を縫います。

折り癖をつけておきます。

 

外装

外装のパーツを外表で貼り合わせます。

カード入れとコインケースを包むことになるので、曲げながら貼り合わせます。

カード入れの一番下の段になる方はへり返して縫っておきます。

さらにバネホックの凸の方をつけておきます。

 

合体

マチでコインケースを挟み縫い合わせます。

マチにカード入れを貼り合わせ、さらに外装を貼り合わせます。

貼り合わせた端の部分を切り揃えます。(型紙で大きくしていた部分)

ぐるっと1周縫い合わせてコバを磨きます。

底のパーツが集まっている部分は縫いづらいので縫っていません。

手前のカード入れの中央を縫い、バネホックの凹の方をつけて完成です。

 

完成

メインのポケットが2つとコインケースが1つ、カードポケットが12枚分と中のカード入れの後ろにフリーポケットが1つあります。

 

説明が下手なので、たくさん端折ってしまいましたが、なんとか完成させることができ、こうやって紹介できました。

まだまだ未熟者ですが、人に喜んでもらえる作品を作れるように今後も頑張りたいと思います。

レザークラフト作品募集中


和乃革を利用したレザークラフト作品を随時募集しています。

レザークラフト作品の写真と感想など、みなさんの意見をお聞かせください。

作品を投稿いただいた方全員に和乃革ポイントをプレゼントいたします!

(和乃革ポイントは1ポイント1円としてご利用可能です。)

広告